博士号(Doctor of Philosophy、通称PhD)は、アイルランドの大学で授与されるトップレベルの研究学位です。博士号取得を目指す学生は、自身が関心のある分野においてリサーチプロジェクトを行い、その成果を10万ワードほどの研究論文として執筆。さらに、提出後に行われる口頭試問に合格する必要があります。講義はほとんどなく、学生はスーパーバイザー(指導教官)と相談しながら、プロジェクトのスケジュールを組み、研究を進めます。一般的には、博士課程修了までに3年間(フルタイム)、あるいは6年間(パートタイム)を要します。
博士課程プログラムへの入学を希望する学生は、通常、学士課程で優秀な成績を修めていること(Upper Second class honours以上を取得していること)、そして修士号を取得していることを求められます。
また、留学生の場合は、英語力の証明も必要。IELTSスコア7.0以上の英語力を求められるケースが多くあります。
出願する際に必要な書類は、以下のとおりです。
PhDプログラムへの出願を希望する学生は、研究計画書を提出する必要があります。研究の内容や用いる手法・技術をはじめ、研究を行う必要性などを明確にし、専門家の承認を得られると、博士課程プログラム開始が許可されます。
研究計画書のテンプレートは、こちらをご覧ください。また、SI-Irelandでは、研究計画書の添削を含むPhD出願サービスをご提供しておりますので、ご興味のある方は、SI-Ireland 留学コンサルタントまでお問い合わせください。
哲学修士号(MPhil)は、「第二の修士号」という認識をされることが多く、修士号と博士号の中間という位置づけです。通常、1年間(フルタイム)あるいは2年間(パートタイム)のコースで、修了時には研究の成果を6万ワードほどでまとめた論文の提出を求められます。
大学によっては、MPhilプログラムに1年から1年半ほど在籍し、PhDプログラムへと編入できるケースもあるので、将来博士号取得を目指す方にはおすすめの学位です。
研究修士号(MRes)は、人文科学や社会科学などの分野において、リサーチに携わってきた人に対して与えられる修士号です。学生は自身の研究の内容やスケジュールに責任を持ち、チューターと呼ばれるアカデミックスタッフの指導の下で研究を進めます。修了時には4万ワード程度の研究論文を提出する必要があります。
大学によっては、MResプログラムを修了していることが博士課程進学に必須となるケースも。また、博士課程プログラムに比べると在学期間が短いので、留学費用が安く済むのもポイントです。本当に自分に合っている分野なのか、今後もこの道で研究を重ねていきたいのか、様子を見ることもできます。
博士課程とよく似た学位ですが、アカデミックな知識というよりは、キャリアの面で必要となる実践的スキルを習得するためのプログラムです。研究要素を含むものの、相当程度の教育要素を有しており、法律や教育、ビジネス、医療、エンジニアリングの分野に多い学位です。
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